とてもうれしかったこと

こんにちは、京都の色鉛筆教室アトリエセンの則武千鶴です。

今日はものすごく嬉しいことがあったのでここで紹介したいと思います。
上の絵は、「こどハピ」というボランティア事業でのオンラインレッスンに参加してくれたお子さまが描いてくれたスターチスの花の作品です。

描いてくれたのは、Tokieちゃんという8歳の女の子。
スターチス、とても小さなお花が集まって咲く植物で、細かく観察して描くのは大人でも難しいと思います。レッスンでの私のアドバイスなどもすぐに取り入れて、光や影を意識したり、お花をアップで詳しく描写したり、とてもがんばってくれました。
レッスン後に作品写真をメールで送ってくれたので、添削のお返事をしました。

ちょっと読みにくいですが、こんな風にお返事しています。
他にも毎回、何人かのこどもさんが作品写真を送ってくださるのでそれぞれの絵に添削のお返事をしています。

そして、なんとTokieちゃんからお手紙が届いたのです(^^)/

お手紙の文章と、表紙には色鉛筆のイラスト。。。
この文章を読んだ時、泣きそうになりました(T-T) なんか、先生をもっとがんばる!
もっともっと、わかりやすく描き方を伝えられるようになりたい!とものすごく勇気をもらいました。

そして、もう一度描いてくれたスターチスの写真も送ってくれました。白いお花、汚れてしまわないように白さを残しながら薄く色を重ね、明暗のメリハリをつけて透明感や存在感を出す。その通りにできています。とても素晴らしいです。

そしてお母さまが送ってくださったメールにこんなことが書いてありました。

「こうやって離れた場所にいる私たちでも、大好きな絵で繋がることができ、今回のご縁に本当に感謝しております。今の状況下で、先生も大変なことが多いことと思います。
お身体にどうかお気をつけて、がんばってください」

本当に、そうですよね(T_T)
実は「こどハピ」は東京都渋谷区の事業なので関東の方がほとんどなのです。遠く離れたところにいて、コロナのこともあり、なかなか実際にお会いすることができない方々とネットを介してつながり、好きな絵を描くことで気持ちを共有できる。。。
何気なく行っていたオンラインレッスンでしたが本当にこれは貴重な経験をする機会をもらえているんだな、と思いました。

レッスンの度に、今日は上手く話せなかった、ちゃんと伝えられているのかな、、、と自信が無くなったりいろいろしていましたが、喜んでくださる方もいるんだ!ということが強烈にうれしかったのでした。
今日の思いを大事にして、少しづつでも前に進んでいきたいです。
Tokieちゃん、お母さま、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました