2月21、22日 教室レポート

2月21日(金)、それぞれとっても個性的な作風の3人の生徒さんのご参加でした。

◎今日のモチーフ
ニゲラ、イチゴソウ

Aさんがお家で描いてきてくださった「椿」の作品。
淡い立体感と、ピンクとグレーの濃淡の抑えた色彩がおしゃれです。葉っぱや茎の色をシックにまとめておられるので、椿の花のピンク色が鮮やかに冴えてとても美しいです。一番右端に来ている奥の葉っぱの省略具合、上手いですね!
力を抜きつつ、白く光る葉っぱのつやともとれる表現になっています。さすがです。

Masakoさんの先週のモチーフのミモザの作品。2週続けて仕上げられました。
Masakoさんは色彩感覚がとても豊かで、色鉛筆よりも自由な素材が向いておられるのでは、と感じていたので今回、パステルを使ってみていただきました。
やっぱり、すっごく素敵な作品になったと思います。ミモザの薄く煙るような明るい黄色と白くスモーキーな緑色が個性豊かに描かれています。
無意識で使っておられた花瓶の黒い線が、画面を優しく引き締めています。
すごく良い作品です。次回もパステルで自由に色彩表現をしていただきたいです。


22日(土)は、4人の生徒さんでした。
皆さんとっても真剣に取り組まれていました。
子どもさんたちの集中力、すごいです!私も見習っていきたいです。

皆さんそれぞれ自分のモチーフに集中!
良く観察して描写することが自然になってきています。
素晴らしい!!

Yokoさんの「アルストロメリア」の作品です。先月のモチーフを、お家で仕上げてきてくださったものです。Yokoさんは月1回のご参加なので、ご指導できる時間はとても少ないのですが、お家でかなり努力されているのだと思います。
色鉛筆画ではコントラストがどうしても弱くなりがちなのですが、思い切った彩色でメリハリのある作品に仕上げておられます。
濃い葉っぱの緑色のおかげで花が鮮やかに輝いているように見えます。とても素敵です!

Minamiちゃんの、ピンクのガーベラの作品。かわいらしい色づかいの作品です。
花びら一枚一枚のかたちをとっても良く観察して描けました。
花びらの重なったところの陰影も良く描けています。茎の産毛もしっかり見て描いています。
今日はほぼ2時間、集中してガーベラに迫りましたね!
構図もばっちりだし、言うことありません!

Yuzukiちゃんの「ニゲラとイチゴソウ」の作品。
素晴らしいの一言です。とても小学生の作品とは思えません。ただの花の絵ではなくて静物画と言えます。静かな、花をとりまく空気が感じられます。
サイズはB5で普段よりかなり大きい作品ですが、素晴らしい集中力で2時間で描きあげられました。花を挿した瓶の口も、しっかり堅いガラスの質感を表せています。
本当に、素晴らしい作品になりました。

Yさんの「カラーとミモザ」の作品。もともと大胆な生命力あふれる作風だったYさん、だんだんと細密な表現になってこられています。
もともとの大胆な色使いはそのままに、緻密な観察眼と描写力も備えてこられました。ミモザの葉っぱをこんなに細かく、根気良く描写されているのは驚きました。
深い緑色のミモザの葉が、白いカラーの色を際立たせています。暗部をしっかりと作ることによって、主役の花が明るく輝きます。素敵な作品です!

皆さんが熱心に描いておられる様子、私もすごく励まされます。もっと頑張れる!
と思います。みんなありがとう!

次回は2月28日(土)、29日(日)草々庵教室です。
2月最後の回になります。お申し込みお待ちしております。

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